「オールドレンズでソフトな写真を撮りたいけど、AFがないと使いづらい」
「アダプター装着が面倒……」
という方におすすめなのが、「Sigma45mm f2.8 Comtemporary」です。
このレンズは開放での描写が意図的に甘く造られているようで、f2.8だとかなりふんわりした写真や動画を撮影することができます。
ブラックミストフィルターと組み合わせると、なんとも言えない幻想的な画を作り出すことも可能です。
オールドレンズとは異なり、特殊なアダプターを介さなくてもAFを使えるので、煩わしさも感じません。
しかも、絞るといかにもSigmaらしい解像度の高い画を作ってくれるので、ある意味一石二鳥です。
ライカLマウントだけでなくソニーEマウントでも使えること。
値段が高くて5万円程度であること。
そして、235gとかなり軽量であることもおすすめなポイントです。
あえて弱点を挙げるとすれば、絞りリングの回しづらさでしょうか。
コンパクトなその構造上、純正の標準ズームなどと比べると妙な操作のしづらさを感じることがあります。
とは言え、これは些細なものであり、慣れればそれほど問題ではありません。
その軽さや小ささ、描写の面白さによって得られる楽しさの方が大きいでしょう。